
曲げわっぱ弁当箱のサイズの選び方|男性・女性・子どもの容量の目安と一段・二段の違い
曲げわっぱの弁当箱を選ぶとき、写真だけでは大きさがつかみにくく、「500mlで足りるのか」「もっと大きいほうがいいのか」と迷う方が多いようです。届いてから小さすぎた、大きすぎた、とならないように、選ぶ前に目安を知っておくと安心です。
この記事では、食べる人に合わせた容量の目安と、一段・二段の選び方を、大館工芸社の弁当箱の実際の容量とあわせてご紹介します。
この記事でわかること
- 弁当箱の容量の決め方
- 男性・女性・子ども別の容量の目安
- 一段と二段、どちらを選ぶか
- 曲げわっぱならではのサイズ選びの注意点
弁当箱の容量は「ml(cc)」で比べる
弁当箱の大きさは、縦・横・高さの寸法より、容量(mlまたはcc。どちらも同じ量)で比べると分かりやすくなります。同じ容量でも、丸や小判、二段など形によって見た目の大きさが変わるためです。
容量を決めるときによく使われるのが、「弁当箱の容量(ml)とお弁当のエネルギー(kcal)は、ほぼ同じ数字になる」という目安です。主食・主菜・副菜をバランスよく詰めた場合、600mlの弁当箱ならおよそ600kcalのお弁当になる、という考え方です。普段のお昼にどれくらい食べるかを思い浮かべながら選んでみてください。
食べる人別の容量の目安
一般的な目安を表にまとめます。活動量や好みによって変わるので、あくまで出発点として参考にしてください。
| 食べる人 | 容量の目安 | 大館工芸社の弁当箱の例 |
|---|---|---|
| 幼児(3〜5歳) | 300〜400ml | ひな一段・姫子一段(360cc)、梅花一段(350cc)、親子弁当(中)(310cc) |
| 小学生 | 400〜600ml | はんごう一段(390cc)、丸弁当(小)(約450cc)、小判弁当(小)(490cc) |
| 女性 | 500〜700ml | 丸弁当(中)(約550cc)、小判弁当(中)(640cc)、二ツ重丸弁当(計670cc) |
| 男性 | 700〜950ml | 小判弁当(大)(750cc)、丸弁当(大)(約820cc)、くつわ弁当(計885cc)、やぐら弁当(計940cc) |
二段の弁当箱は、上段と下段を合わせた容量で考えます。たとえば、くつわ弁当は上段380cc・下段505ccで、合計885ccです。

「300ml」「500ml」「1000ml」で探している方へ
- 300ml前後:幼児のお弁当や、軽めの昼食、おかずだけを入れる用途に。親子弁当(中)(310cc)、親子弁当(小)(250cc)など
- 500ml前後:小学生から女性まで、幅広く使いやすいサイズです。小判弁当(小)(490cc)、丸弁当(中)(約550cc)など
- 1000ml前後:一段の曲げわっぱで1000mlを超えるものは多くありません。たくさん食べる方は、二段の弁当箱(やぐら弁当 計940cc、はんごう弁当 計890cc)を選ぶか、一段の弁当箱とおかず用の容器を組み合わせるのがおすすめです
一段と二段、どちらを選ぶ?
同じくらいの容量でも、一段と二段では使い勝手が変わります。
| 一段 | 二段 | |
|---|---|---|
| 詰めやすさ | ご飯とおかずを一度に見ながら詰められる | ご飯とおかずを分けられ、味や汁が混ざりにくい |
| 持ち運び | 薄くてかばんに入れやすい | 高さが出るが、底面は小さい |
| 量の調整 | 容量は固定 | 一段だけ持っていくなど、日によって調整できる |
| お手入れ | 洗うものが少ない | 段の数だけ洗って乾かす |
初めての方には、洗うものが少なく詰めやすい一段がおすすめです。食べる量が多い方や、ご飯とおかずを分けたい方は二段を選ぶと満足しやすくなります。形ごとの特徴は「曲げわっぱ弁当箱の形の違い」で比べています。
ご飯とおかずの割合の目安
容量が決まったら、中身の割合も意識すると、量の過不足が起こりにくくなります。よく使われる目安は、主食(ご飯)3:主菜(肉・魚・卵など)1:副菜(野菜など)2 の割合です。
たとえば600mlの弁当箱なら、半分の300mlほどをご飯、残りの半分を主菜と副菜にあてるイメージです。ご飯を多めに食べたい方は、ご飯を詰める範囲を少し広げるか、二段の弁当箱で下段をご飯にすると調整しやすくなります。
今使っている弁当箱の容量を測る方法
「今の弁当箱がちょうどいいけれど、何mlか分からない」という方は、次の方法で測ってみてください。
- 今使っている弁当箱に、ふちまで水を入れる
- その水を計量カップに移して、量を測る
測った量を目安に選べば、量で迷いにくくなります。曲げわっぱは詰め方によって量の感じ方が変わるので、この後の「曲げわっぱならではのサイズ選びの注意点」もあわせてご覧ください。
暮らし方に合わせたサイズの考え方
同じ年代でも、毎日の過ごし方で必要な量は変わります。次のような場合は、目安から少し調整してみてください。
- 部活動や力仕事がある方:目安より多めに。二段の弁当箱で、ご飯を下段いっぱいに詰められるものが安心です
- 在宅勤務やデスクワーク中心の方:目安どおりか、やや少なめでも満足しやすくなります
- 軽めの昼食がよい方:350〜450ccの一段に、果物や汁物を別に添える組み合わせもおすすめです
- おかずを別容器で持っていく方:曲げわっぱはご飯用と割り切り、ご飯の量に合わせて小さめを選ぶ方法もあります
曲げわっぱならではのサイズ選びの注意点
ご飯はふんわり詰めるので、少し余裕をもたせる
曲げわっぱは、ご飯をぎゅうぎゅうに押し込まず、ふんわり詰めるとおいしく食べられます。プラスチックの弁当箱と同じ感覚で詰めると、少し小さく感じることがあります。迷ったときは、普段使っている弁当箱と同じか、ひと回り大きい容量を選ぶと安心です。
深さも確認する
同じ容量でも、深い弁当箱は高さのあるおかずや丼物が入れやすく、浅い弁当箱は彩りよく並べやすくなります。商品ページにサイズが書かれている場合は、高さも参考にしてください。
子どもは「食べきれる量」を優先する
小さなお子さんは、たくさん入るものより、時間内に食べきれる量を優先して選ぶのがおすすめです。食べきれた経験が、お弁当の時間を楽しくします。大館工芸社では、一段の弁当箱(350〜390cc)を幼児から小学生向けにおすすめしています。

よくある質問
Q. 大人の女性には何mlがちょうどいいですか?
A. 500〜700mlが目安です。軽めがよい方は丸弁当(中)(約550cc)、しっかり食べたい方は小判弁当(中)(640cc)がおすすめです。
Q. 男性で、食べる量が多い場合は?
A. 二段のやぐら弁当(上段360cc・下段580cc、計940cc)やはんごう弁当(上段390cc・下段500cc、計890cc)がおすすめです。
Q. 二段の弁当箱は、一段だけでも使えますか?
A. 使えます。食べる量が少ない日は一段だけ持っていくなど、量を調整できるのが二段の良さです。
Q. 容量の表記が「cc」と「ml」で違うのはなぜですか?
A. 1ccと1mlは同じ量です。表記が違うだけなので、そのまま比べて大丈夫です。
まとめ
曲げわっぱの弁当箱のサイズは、容量(ml・cc)で選ぶのが確実です。目安は、幼児300〜400ml、小学生400〜600ml、女性500〜700ml、男性700〜950ml。曲げわっぱはご飯をふんわり詰めるので、迷ったら少し余裕のある容量を選んでみてください。
大館工芸社の弁当箱の容量は、それぞれの商品ページでもご確認いただけます。サイズのほかに仕上げや形、付属品まで含めた選び方は、「初心者向けの曲げわっぱ弁当箱の選び方」にまとめています。
大館工芸社について
秋田県大館市で、国の伝統的工芸品「大館曲げわっぱ」をつくっています。幼児向けの一段から、たっぷり入る二段まで、食べる人に合わせて選べる弁当箱をそろえています。修理や塗り直しも承っています。












