商品紹介 -おひつ-
おひつとは
「おひつ」は、お米を炊飯器などで炊き、保存するための伝統的な日本の器です。おひつの歴史は古く、平安時代に誕生したとされています。
大館工芸社は秋田県大館市にあり、会社の身近にも田んぼがあり、「お米」という存在がとても身近にあります。秋田県は、お米生産量が47都道府県で3番目に多いです。
秋田県のお米は、「サキホコレ」「あきたこまち」「ひとめぼれ」「めんこいな」「ゆめおばこ」「つぶぞろい」「秋のきらめき」「淡雪こまち」の8種類あります。どのお米もすごくおいしいです。
この中でも一番代表的なのは「あきたこまち」です。「あきたこまち」は昭和59年に誕生しました。品名の由来は、秋田県湯沢市に生まれたとされる、美人の誉れ高い平安の歌人「小野小町」にちなみ、秋田で生育した美味しい米として、「末永く愛されるように」との願いを込めて命名されたそうです。
※「あきたこまち」は令和7年から、カドミウム低吸収性品種「あきたこまちR」に変更となるそうです。
大館工芸社の「おひつ」は秋田県のお米だけでなく、もちろんすべてのお米(白米)に対応しております。秋田杉で製造しているので、調湿効果により、熱と湿気が適切に調節され、炊いたお米をよりおいしく味わえます。
おひつのメリット・デメリット
メリット
●美味しく保存できる
大館工芸社で製造しているおひつは秋田杉で作っております。杉には調湿効果があり、湿度が多い時は蒸気を吸収し、乾燥した時は吸収した蒸気を放出するという特徴でおひつ内の湿度を一定にしてくれます。
●エコになる
おひつは電気を使わずにご飯を保存できる器なので、エコになります。
デメリット
●お手入れに少し気を遣う
大館工芸社製のおひつは「無塗装」となっていますので、お弁当箱より少しだけ気を遣います。お手入れ方法は下記のとおりです。
大館工芸社の「おひつ」
大館工芸社のおひつは、調湿機能を最大限発揮するために、「無塗装」となっております。
種類は「六寸」「七寸」「隅丸六寸」「隅丸七寸」の4種類あります。隅丸は内部の角が丸くなっている「おひつ」で隙間にご飯が挟まらず、よそいやすくまた、洗いやすくなっています。
通常と隅丸の違い
通常のおひつは内部の隅が直角になっており、隅丸のおひつ内部の隅は丸い溝加工がされています。
隅丸の内部の角が丸くなっている理由は、しゃもじでご飯をよそいやすくするためと、隙間にご飯が挟まらないようにするためです。隅が直角だと、隙間にご飯が挟まってしまいなかなか取れなくなってしまいますが、隅を丸くすることで、ご飯が挟まらず、スムーズによそう事ができます。
通常(隅角) 隅丸
通常と隅丸の違い
おひつ六寸 おひつ七寸
サイズ サイズ
188Φ×95(mm) 隅角 225Φ×110(mm) 隅角
容量 容量
2合 3合
おひつ隅丸六寸 おひつ隅丸七寸
サイズ サイズ
188Φ×95(mm) 隅丸 225Φ×110(mm)隅丸
容量 容量
2合 3合
おひつのお手入れ方法
●おひつの内側が乾いているとご飯粒がつきやすいので、使う毎に内側を十分に水で湿らせてからお使いください。
●使用後は洗剤を使用せずに柔らかいスポンジや布で洗い流してください。(おひつに洗剤が染み込んでしまい、ご飯に付いてしまう恐れがあります。)
●洗った後は、水気をしっかりと拭き取り、立てて充分に乾燥させてください。ふせておいてしまうと湿気がこもってしまい乾燥がうまくできません。
おひつは洗いも、乾燥も、しっかり丁寧に行わないと黒ずみやカビの原因となります。
洗いがしっかりできていないと、ご飯のでんぷんが、おひつ内部に残ってしまい、木の成分であるタンニンと反応して、黒ずみになってしまいます。また、乾燥が不十分だと、カビになってしまいます。
●塗装が施されておりませんので油物、色うつりするものは入れないでください。